こんにちは玉子です。
連日、コロナ対策として報じられている“酸素ステーション”の設置。
耳慣れない施設名に戸惑う世間の声は、日増しに高まりつつあるようです。
ここでは“酸素ステーション”について疑問に思ったこと(2021年8月22日現在)、
- “酸素ステーション”は、何する所?
- “酸素ステーション”に行く方法は?(連絡窓口は?)
- 自宅療養中の妊婦 救急搬送の目安とは?(※2021年8月23日追記)
- “酸素ステーション”は自治体で名称が違う?
- “酸素ステーション”の設置場所は?
などについて調査してみましたよ。
それでは、“酸素ステーション”について確認していきましょう。
“酸素ステーション”は、何する所?
日々刻々と状況は変化していくと思います。
2021年8月22日現在で報じられているのは、“酸素ステーション”の役割は、災害時の「医療救護所」として機能するそうですよ。
一部抜粋
・自宅療養や通常の宿泊施設療養よりも綿密な管理・監視・トリアージ(拠点化)
・病床逼迫時に入院病床が確保できない場合、酸素飽和度が低い患者さんに対する酸素投与
・抗体カクテル療法の投与
・その他投薬
一部抜粋
自ら救急搬送を要請した人のうち、救急隊が軽症と判断した人を一時的に受け入れる。
医師と看護師が24時間体制で対応し、必要に応じて酸素を投与。
容体が回復すれば自宅に戻し、悪化すれば入院させる。
こちらの【動画】でもあるように、自宅療養者が“酸素ステーション”に運ばれて酸素吸入を行うそうですね。
体調の回復具合によっては、自宅に帰るということもあるようです。
8月22日の放送では、マスク越しに酸素吸入って出来るの??と疑問に思い拝見しました。
しかし、
翌23日の放送で、マスクに酸素吸入の映像が映った時、テレビ画面端に医療現場ではなく“デモンストレーション”の表記がありました。(※8月23日追記)
個人的には、酸素吸ってそのまま帰るって状況に不安を感じてしまいます^^;
これまでのニュースで、容態が急変した例も聞きました。
こういった対応から感じるのは…
“酸素ステーション”を経由して入院患者として判断されれば、「あぁ、自分は危険なんだな…。」と思いつつも、しばらくは医療従事者に容態を観察してもらえる安心感が得られそうだなと思い、
また、仮に「自宅に帰っても良いですよ。」と“酸素ステーション”で判断されたら、予後が急変したりしたら怖いなーと不安は残ります。。
どちらが良い状況なのが今一つわかりませんが、医療現場の人材が足りていないことから無理も言えなさそうだなーとも思ったりします。
自宅療養を継続してくださいと言われれば…それに従う他無いようですね。
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“酸素ステーション”に行く方法は?連絡窓口はどこ?
“酸素ステーション”の設置が進んでいる中で、一番最初に疑問に思ったのは…
「もし、苦しくなったら“酸素ステーション”にどうやって行くのだろう…??」
ということです。
【酸素ステーション 役割や課題は】https://t.co/JabE15qkXm
東京都で酸素ステーションの導入が始まった。各自治体の入院待機ステーションとあわせて、運用方法や問題点を呼吸器内科医が解説。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 22, 2021
今回、調べてみましたが、特に何もわかりませんでした。
ただ、先述した引用文には次の通りありましたね。
一部抜粋
自ら救急搬送を要請した人のうち、救急隊が軽症と判断した人を一時的に受け入れる。
ということは、救急車を呼んだら確実に運ばれるのでしょうか?
それとも…?
普通の風邪で悪寒がする時に、薬局へ風邪薬を買いに行くだけでも朦朧(もうろう)として億劫なものです。
コロナという未知な不安を抱える体調不良時に、どれだけスムーズに動けるかな?
「一人暮らしの場合は?」
「家族がいる場合は、車で体調不良な人を運んだ方が良いの?」
「車がない場合は?」
・ ・ ・
“酸素ステーション”はあるらしいけど…、そこの医療従事者の方と接点を持つまでにどう自分が動いていいかよく分からない状態で大丈夫かなー?
と、とても不安になった次第です。
救急車を呼んだら…
保険所に連絡を取ったら…
病院に助けを求めたら…
医療機関に受け入れ困難な状況が続く現在、自動的に“酸素ステーション”へ回されるんだろうか?
色々想像すると「連絡窓口ってどこ?」とモヤモヤしました。。
今後、発信される情報に耳を傾けてみようと思います。
自宅療養中の妊婦 救急搬送の目安とは?(2021年8月23日追記)
2021年8月23日「自宅療養中の妊婦の救急搬送の目安」について、新たな発表がありましたね。
日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会から発表された、妊婦さんが注意すべき症状や救急搬送が必要な症状などの具体的な目安は次の通りです。(※2021年8月23日現在)
一部抜粋
▽1時間に2回以上の息苦しさを感じる時や
▽トイレに行くときなどに息苦しさを感じるようになった時、
▽心拍数が1分間に110回以上、または呼吸数が1分間に20回以上となった時、
そして▽安静にしていても血液中の酸素の値が1時間以内に93%から94%の間から回復しない時は、
かかりつけの産婦人科の医師か保健所に連絡するとしました。
また、救急車の要請の目安については次の通りです。(※2021年8月23日現在)
一部抜粋
▽息苦しくなり、短い文章を話すこともできなくなったり、
▽血液中の酸素の値が92%以下になったりした時は、
すぐに救急車を要請するよう求めています。
妊婦さんによって、一人ひとり環境は異なるのではないかと思います。
あくまで個人的な意見ですが…例えば、
「一般家庭で酸素濃度を測ることは難しいのでは?」と疑問に思います。
もし、この状況下で自分が妊婦なら…と考えると、
目安は参考にしつつも、無理せずに臨機応変に対処した方が良さそうだなと思いました。
何か心配事がある場合は、かかりつけの産婦人科の医師か保健所などに連絡してくださいね。
また、更に詳しい情報については、下記の「日本産婦人科学会」の公式HPからご覧頂ければと思います。
妊婦さんにおかれましては、新たに生まれて来る赤ちゃんを無事にご出産されることを願います^^
“酸素ステーション”は自治体で名称が違う?
“酸素ステーション”とはいうのは東京都の呼び方で、各自治体で名称が異なるそうですよ。
一部抜粋
東京都でも、入院治療が必要にもかかわらず待機を余儀なくされた患者さんを臨時で受け入れる施設として、酸素投与が可能な宿泊療養施設「TOKYO入院待機ステーション」を整備しました。
さらに、自宅療養中の患者さんの悪化にそなえ、酸素投与が可能な「酸素ステーション」も整備されます。
しかし、自治体によって運用や名称に違いがあり、「入院待機ステーション」という名前でありながらも医師・看護師が常駐して点滴が可能になる予定のところもあれば、酸素投与しかできず実質入院を待機するだけのところもあります。
東京都でも、「TOKYO入院待機ステーション」や「酸素ステーション」と区別があるようですね。
いすれもすぐに入院出来ない人が一時的に待機する医療救護所としてあるようですが、イマイチ違いがわかりません。。
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“酸素ステーション”の設置場所は?(2021年8月22日現在)
連日、病院の逼迫した状況が報じられています。
医療従事者のみなさま、本当にお疲れさまです。
そんな、休みもままならないであろう病院の過酷な状況を少しでも補おうとしているのが“酸素ステーション”のようです。
では、どの地域で“酸素ステーション”の設置が進んでいるのでしょうか?
酸素投与「ステーション」を開設・設置予定(2021年8月現在)
2021年8月現在で、東京や神奈川、京都など少なくとも9都道府県で開設または設置を予定しているそうですよ。
酸素投与する「ステーション」を設置する主な自治体について(予定含む)
開設地域(予定含む) | 開設時期 | 状況 |
北海道札幌市内 | 5月以降 | 2か所で開設 |
東京都 | 7月以降 | 都立・公社11病院などに開設。
渋谷区 旧国立総合児童センター「こどもの城」などの3か所の大規模センターを増設予定。 |
神奈川県 | 2月 | 藤沢市の運動施設「かながわ緊急酸素投与センター」を開設。
横浜市内のホテルに増設。 |
福岡県 | 8月下旬 | 福岡市内に設置予定。
約50床を設けて医師らを常駐させる。 |
沖縄県 | 6月以降 | 本島内で運用。
医師らが常駐して20床が稼働し、更に10床の拡大を調整中。 |
参照:https://www.yomiuri.co.jp/酸素を投与する「ステーション」を設置する主な自治体 ※予定を含む の表より
※渋谷区「こどもの城」については、先述の小池都知事の視察【動画】で紹介されていましたね。
上の表にはありませんが、茨城県では8月16日の大井川知事による記者会見で、県内ホテルに“酸素ステーション”を設置したことを明らかにされましたね。
一部抜粋
茨城県では、ホテル内の7床のベッド脇に、空気中の酸素を濃縮して投与する機械を1台ずつ備え付けて対応する予定で、投薬や点滴もできる。
大井川知事は「どうしても入院ができない方々に、とりあえずの応急処置をする場所だ」と説明した。
また、京都府でも入院待機ステーションを開設したそうですよ。
一部抜粋
京都府は18日、府立体育館に、酸素投与もできる30床の「入院待機ステーション」を開設した。
コロナウィルス感染者が増加する一方で、随時対応が迫られている状況です。
世界的に見ると、すれ違っただけでもコロナウィルスに感染した事例があるそうです。
気をつけすぎるということはなさそうですね。。
日々、状況や対応が変わる中で、お住いの地域の新しい情報を随時受け取り、見えない脅威から体を守っていければと思います。
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酸素ステーションは何する所?行く方法は?設置場所はどこ?のまとめ
今回は“酸素ステーション”という新たな施設について、
- “酸素ステーション”は、自ら救急搬送を要請した人のうち、救急隊が軽症と判断した人を一時的に受け入れる所で、医師と看護師が24時間体制で対応し、必要に応じて酸素を投与されるが、容体が回復すれば自宅に戻されることもあるし、悪化すれば入院させられることもある所
- “酸素ステーション”に行く方法(手段)や、連絡窓口(相談窓口)はよくわからないこと(搬送されたら自動的に辿り着く?)
- 自宅療養中の妊婦 救急搬送の目安の一つ、酸素濃度92%以下など一般家庭で計測するのは難しそうだなと感じたこと
- “酸素ステーション”の名称は、各自治体で違うらしいこと
- “酸素ステーション”の設置場所は、各自治体の状況と判断によって増加傾向にあること
など、現時点で疑問に思ったことをまとめてみました。
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