こんにちは玉子です。
近年、コンビニやスーパーなどの店舗でセルフレジの普及が著しく進んでいる印象を持ちますね!
非接触への配慮や感心が高まる昨今、一見すると便利なセルフレジ。
一方で「なんだかなー」と気になることもチラホラ…。
セルフレジを大きく分けると2種類あります。
ここでは、商品読み取りから精算までお客さんが行う“フルセルフレジ”ではなく…
店員さんが商品読み取り後、お客さんが精算する“セミセルフレジ”について(主に)、
- セミセルフレジ導入店で起こったトラブルとは?
- セミセルフレジのお客の評判!好き?嫌い?
- セミセルフレジによる店最大のメリットとデメリットは?
など、利用者とお店の双方について調査してみましたよ~!
それではみなさんも一緒に、身近になってきた“セミセルフレジ”について確認していきましょう!
セミセルフレジ導入店で起こったトラブルとは?
セミセルフレジは店員とお客(人同士)の接触機会を減らすことができますし、店員さんの手間が省けるなど人件費削減に繋がりそうで、企業のメリットは多そうですよね!
しかし、良いことばかりでは無いようですよー。
ここでは、都内のある小売店のエピソードを元に、実際にあったというセミセルフレジ導入後のトラブルについて、2例ほど見ていきたいと思います。
セミセルフレジによるトラブル事例①
もしかしたら…
お客さんの立場で、ほとんどの方が少なからず次の事例に近い光景を目の当たりにしたことがあるかもしれません…。
一部抜粋
「セミセルフレジの操作に不慣れな人は多いため、説明に時間がかかってしまうこともあります。
基本的には支払い方法をタップで選んで、お札と小銭を投入するだけなのですが……。
中には『こんな複雑な操作を年寄りができるか!』と怒る高齢客などもいてクレーム処理にあたることもあり、結果的に僕らの仕事量は増えている気がします。
少しでも人件費を抑えたいという思いから約100万円以上もかけて導入したのに、これじゃ本末転倒です」(小売店店長)
レジ待ちで内心「早くしてくれないかなー」と思ったことはあるのではないでしょうか?
誰でも慣れてしまえば、世代・年齢は関係ないと思いますが、ご高齢の方にはタッチパネル操作に苦手意識を持たれる方が多いのかも知れませんね^^;
もしかすると、世間話好きなおじいちゃん・おばあちゃんにとっては、
単におかずのお買い物をする目的以外に、顔なじみのレジスタッフとのおしゃべりを楽しんでいる姿を目にすることがあります。
身近なおしゃべりの場が、システマチックになる流れやコロナ禍で奪われる側面もあるのかも知れませんね。。
セミセルフレジ導入然り…時代の流れや身近な変化に慣れる他ないように感じます。
本来ならスムーズな会計が促進されるハズですが、不慣れなお客さんの対応に手を焼いている店員さんもいるようですね^^;
時間の掛かるバーコード読み取りを店員さんが迅速に済ませても、セミセルフレジの支払いに戸惑うお客さんのために、レジが詰まることも少しはあるようです。
セミセルフレジ導入初期段階のお店では、ある程度の忍耐力が必要なシステムのようですね^^;
ちなみに…首都圏を中心に100店舗以上展開しているスーパーのサミットはセミセルフレジ導入の投資額が約250億円に上るらしいです。
投資額に見合う効果が出ると良いですね!
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セルフレジによるトラブル事例②
実は冒頭で触れたもう一つのフルセルフレジでは、未精算で通り抜ける(万引き)悪質なケースがあるそうです。
大手スーパーなどで、フルセルフレジが複数台設置されている隅で、監視のための店員さんを配置して、お客さんの手元に目を光らせている姿を見たことはありませんか?
そんな事例があったからか、セミセルフレジの支払いに監視を強化する動きがあるようですよ。
一部抜粋
「うちの店では、お客がセミセルフレジでちゃんと精算処理を終えたことを確認するまで、次のお客をお通しすることはできません。
そのため、前のお客が精算処理に時間がかかっていると、後ろのお客が『早くしろ!』と怒鳴ることもあり、その諍いが原因で殴り合いにまで発展したこともあります」(小売店店長)
こちらのお店では、過去に何かしらの清算トラブルがあったのかも知れませんね。
お客のフリをして逃げた万引き犯がいたら、売上に影響するので慎重にならざるを得ません。
“フルセルフレジ”はお客さんを信用した清算方法なので、万引きの問題が出てしまうことから、お店側のリスクが高まり“セミセルフレジ”の方が普及しているようです。
ちなみに、稀なケースだと思いますが…
セルフレジで支払いが行われなかった商品代金について、対応した店員さんに自腹請求を求めるお店が中にはあるようです。
しかし、店員さんが普通に業務をしていれば、万引き犯の商品代金を支払わせる法律上の根拠はないそうですよ。
実際に、弁護士に相談する店員さんもいるとか。
ちょっと信じがたいケースですよね。。
セルフレジを導入してみないと分からないことは多くあるようです。
良いことも改善点もあるとは思いますが、何気ない買い物がギスギスしてしまうのは元も子もない感じがしますね^^;
従来レジでも、店員さんによってお客さんを回転させるスピードが違うように、セルフレジの精算処理速度も、個人差があって当然なのかなーと思います。
とはいえ程度問題と思いますが、
スーパーなどは色々な層のお客さんが利用する場所なので、ある程度許容する心の余裕も求められているのかなと思いました…。
セミセルフレジのお客の評判!好き?嫌い?
セミセルフレジの良い評判!便利で好き(世間の評判)
世間の利用者(お客)のみなさんは、セミセルフレジについてどんな印象を持っているのでしょうか?
まずは、良い評判を見ていきたいと思います!
セミセルフレジが好きなお客さん(世間の評判)
・紙幣と硬貨を入れるセミセルフレジあり。非接触対応可はこのご時世で安心ポイント
・私はセミセルフレジが一番好きです! スキャンは店員さんにやってもらった方が早くて正確だし、お会計は好きな方法で落ち着いてできるし。
・スーパーのセルフレジはレジがいっぱい並んでて人溜まることないし好き。むしろテキパキしちゃう
・セブンイレブンのセミセルフレジはタップする場所覚えると超速で済むので好き
・セミセルフレジも支払い方法とか店員さんに伝えなくてもタッチパネルで選べるので好きです
サミットのセミセルフレジ。商品スキャンだけ店員がやって、のんびり財布を出すおばちゃんだろうが問答無用で追い出して支払い処理だけセルフさせるシステム最高に好き。無人スーパーの理想の形だと思う。 https://t.co/M68rU6i5PM pic.twitter.com/tKuJWccx2x
— 山谷剛史 中国アジアITライター(💉×2) (@YamayaT) October 10, 2018
世間の評判には、バーコードスキャンだけはレジスタッフがやってくれた方が早くて正確で助かる!という方が多い印象でした^^
また、従来レジで行われていた店員さんとの細かいやり取りを、煩わしいと感じてきたお客さんにはウケが良いようです^^
個人的には、支払時にタッチパネルの画面を触らないといけないので、間接的には接触している感が否めません。。
タッチパネルに指を近づけるだけで反応する操作パネルに変わってくれたら、より衛生的でいいな~と思います。
高そうですが^^;
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セミセルフレジの悪い評判!イライラして嫌い(世間の評判)
それでは、セミセルフレジに変わったことでイライラしてしまった等、反ってストレスに感じたという世間の評判を見ていきましょうー。
セミセルフレジが嫌い(苦手)なお客さんの意見・感想(世間の評判)
・コンビニのセミセルフレジって自分で会計済ませなきゃだし、自分でマイバッグに詰めなきゃだから苦手。そのくせ店員さん黙ってじっと見とるし、後ろに人並ぶから更に焦る
・最近、たまにいくセブンでもセミセルフレジ導入されたけど、正直中途半端で嫌い。
・精算機やサッカー台を別で設けてないから支払や袋詰めでもたつくと気まずい
・セミセルフレジ……嫌い お札を入れる場所が分からない。 しかも店舗によって機械が違うから、お札を入れる場所と入れ方が違う
・セミセルフレジって店の都合のいいようにされてる感じがして嫌い。 打つだけ打ってあとは勝手に払っといて、みたいな。
最近、たまにいくセブンでもセミセルフレジ導入されたけど、正直中途半端で嫌い。
セブンアプリ読み込みは店員さんにお願い。
決済方法選択は自分で。
バーコード決済だとまた店員さんにお願い。
慣れてないからかもしれないけど、店員さんも面倒では?
完全セルフレジにして欲しい。#セブンイレブン pic.twitter.com/Y6yiPHFq1W— hayoge (@hayoge711) November 25, 2020
コンビニ利用時とスーパー利用時では、お客さんの反応が変わるようですね。
スーパーよりはコンビニの方が、自分の後方を気に掛けるお客さんが多いようです。
このご時世なので、レジ待ちもソーシャルディスタンスを確保して並びますが、距離があっても「早くしなきゃっ!」と、プレッシャーを背中で感じてしまう方がいらっしゃるようですね。
以前は店員さんが袋詰めしてくれていた隙間時間が無くなり、袋詰めと精算をその場で済ませるセミセルフレジ導入のコンビニの方がは焦りやすいかも知れませんねー。
また、世間の評判にもある中途半端感…。
セミセルフレジで、バーコードの読み取りだけする店員さんの表情が固まっている人をたまに見かけます^^;
フルセルフレジでも良さそうなのに…とお客側に思わせる単純作業が、そうさせるのかなと思ってしまいます。。
セミセルフレジによる店最大のメリットとは?
セミセルフレジの導入は、多額の初期投資が必要になるようですね。
導入店舗にとって、最大のメリットはどんなことなのでしょうか?
一部抜粋
「会計を機械任せのセルフ式にすることで、釣り銭の間違えはなくなり、感染症のリスクも低減することができるとあって、客側のメリットは大きい。
一方、店側にとっては人件費などのコスト削減にも繋がります。
実は、現金の扱いは、お客さんの想像以上にお店側の負担が大きいそうですよ。
レストランやスーパー、コンビニなどレジスタッフに負担がかかる業務として、“レジ締め”がその一つだそうです。
“レジ締め”とは…
営業終了時間を過ぎて行う、売上合計金額とレジの中にある金額が一致するか否かの現金管理。
これが、重要であり時間を要するそうですよ。
もし、金額の不一致があるとレシートを洗い出して、いつ清算した商品なのか?担当スタッフは誰だったのか?など特定しないといけないそうです…。
その現金管理の一貫で夜間金庫へ預けることや、翌営業日のために釣銭用硬貨を準備するなど地味で大事な付随業務が多くあるそうです。
今のところ、セミセルフレジ導入による利用者のメリットも感じますが、お店側のメリットの方が大きい様に感じました!
ただ、セミセルフレジでレジスタッフが商品バーコードの読み取りを担っている以上、人員削減はそれほど進んでいない印象を持ちます。
現在のセミセルフレジ導入店舗の最大のメリットは、“現金管理を簡略化する”ことではないかと思います。
また、支払方法についてはスーパーでもコンビニでも、電子マネー(スマホ決算、チャージ系カード、クレジットカードなど)選べるお店は多いです。
ただ、現金主義のお客さんも一定数いたり、投資金額も大きいため、完全キャッシュレス決済に移行することに慎重になるお店は多いようですね。
人口減少による人手不足の解決に一役買いそうなセルフレジには、今のところ課題が多いようです。
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セミセルフレジのトラブルと評判!好き?嫌い?店のメリットは?
今回は、コンビニやスーパーなどのお店で急速に導入が進んでいる“セミセルフレジ”について、
- セミセルフレジ導入店で起こったトラブルは、タッチパネルに不慣れなお客さんの対応に店員さんの手間が増えたり、お客さんの精算処理を見届ける必要があり万引きのリスクが発生すること
- セミセルフレジが好きというお客の評判は、従来レジで感じてきた煩わしさの軽減を感じており、嫌いというお客の評判は、精算場所で自分で処理することが増えて苦手という意見が見られること
- セミセルフレジによる店舗最大のメリットは、今のところ人員削減よりも現金管理の簡略化だと思われること
などが気になり調べてまとめました!
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