どんど焼きの地域性と「小豆粥」の関係
どんど焼きとは、その年に飾った門松やしめ飾りなどのお正月飾りや、古札や古いお守り、書初めなどをを炊き上げる風習のことです。
書初めを炊き上げるのは、「字の上達を願う」意味があるそうです。
出典:https://www.google.com/
「どんど焼き」は「左義長(さぎちょう)」などと呼び方にも地域性があるそうです。
また、時期についても1月7日や、1月15日など地域により異なるとのことです。
現代では、火災防止や田畑の減少などの諸事情から、神社など境内に設置された専用の預かり箱の中に入れて炊き上げをお願いする方が多いと思います。
稲刈りした後の田んぼや広い場所がある所では、これらを「炊き上げる風習」がある様です。
そして、それが地域のコミュニティーの役割の一つとして機能している(た)そうです。
私は「どんど焼き」に立ち会ったたことがありませんが、年間行事が地域の繋がりを担っていたと言うことを知ることが出来ました。
また、どんど焼きの炎は聖なるものとされており、その火でお団子やお持ちを焼いて食べて厄払いや、無病息災を願うそうです。
現代でも東北・北陸地方などでは、どんど焼きをする日の朝などに「七草粥」の代わりに「小豆粥」を食べる地域があるとのことです。
そして、その様な地域では「小豆粥」を食べる日まで赤い食べ物を口にすることを禁忌としていた場合が多いそうです。
今回調べてみましたが、現実に東北・北陸地方などに住まわれている方が、1月15日まで赤色の食べ物を召し上がらないかどうかは定かではない様に思いました。
イメージですと「15日までに、赤いものも食べるよ。」と聞こえてきそうな気がするのは、私だけでしょうか…。
まとめ
今回は、1月15日にまつわる「小豆粥」や「どんど焼きとの関係」について気になりまとめてみました。
伝統文化と言うものの背景に、人々の生活様式の変化を感じました。
伝統的なものは、日々の生活の中に食文化としてなど意識的に取り入れて行かない限り、疎遠になってしまいそうな感覚を覚えました。
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