2020年4月から6月の間、Travis Japanの川島如恵留さんは「ISLAND TV」で、50回に渡り、私たちに手話を届けてくれましたね。
でも、なぜ手話を学ぼうと思ったのでしょうか?
ここでは、川島如恵留さんの手話を学ぶキッカケや動機、想いに触れていきたいと思います。
以前から私は「障害者」という言葉の響きについて、考えることがありました。
もし、自分がそう言われたら、気持ちの良い響きでは無い様に感じるからです。
しかし今、他の表現で万人に分かってもらえる共通言語が見つかりません。
そのためそう感じながらも、ここでは聴覚障害者と表現させて頂きます。
みなさんも一緒に、川島如恵留さんが手話を学ぶに辺り、どんな心境の変化があったか確認していきましょう!
川島如恵留はなぜ手話を学んだの?
手話を始めたキッカケ・要約
川島如恵留「ノエルと毎日手話を学ぼう!①」
おうち時間で学べる、如恵留くんの手話講座がスタートティジェ!https://t.co/Bzny0VIhZ5 #ISLANDTV— ISLAND TV更新情報 (@islandtv_up) April 18, 2020
川島如恵留さんが手話を始めたキッカケを、ざっくりまとめると…
2020年から私たちを悩ませているコロナ禍に、
「自分にできることはないかなと、色々考えていたことがそもそものキッカケ」
だったとおっしゃっています。
みなさんも、緊急事態宣言が出て、お家時間が増えるとそれまでとは何かしら、心境の変化があったのではないでしょうか?
アイドル・川島如恵留さんにとっては、その取り組みに「手話」を選んだということなのです。
第1回目の「ISLAND TV」配信で、川島如恵留さんはこう呼びかけていましたよ。
「やってみよう、という気持ちが大事!」
川島如恵留さんが優しくナビゲートしてくれながら手話を学べることは、ファンのみならず、多様な人達に目を向ける良いキッカケになると思いました。
また、一緒に楽しく勉強してみようという気持ちにさせてくれたと思います。
想いを文字に起こした理由
新型ウイルスによる緊急事態宣言下に、川島如恵留さんが色々と考えて、ご自身にできることを考えた結果「手話」を動画で発信してくれました。
私はこれまで、聴覚障害を持つ方と接する機会がなかったこともあり、手話を学ぼうなどのアクションを起こそうと思ったことがありませんでした。
しかし今回、川島如恵留さんがなぜ手話を始めようと思ったかのキッカケや想いを知ると、もっとその想いを広めたいと思いました。
聴覚障害を持つ方にも「この想いをもっと伝えるために、何か出来ないか」と考えました。
私がもし、音のない世界にいたら…
文字で、ちゃんと読みたいと思いました。
そんな時、一枚で読めるものがあってもいいのかなと思いました。
この様な理由から、以下に川島如恵留さんの話してくれた手話動画にかける想いを、文字に起こしています。
なるべく忠実に、行いました。
言い回しなどからも、川島如恵留さんの人柄が感じられると思います^^
手話を始めたキッカケ・全文
川島如恵留さんが手話を始めたキッカケや想い、動画制作にあたり苦労されたこと等、音声の全文の文字起しをした内容です。
かなり長文です^^;
休憩をはさみつつ、ご覧くださいね。
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ノエルからご挨拶
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
私の名前は川島ノエルと言います。
どうぞよろしくお願いいたします!
と、いうことで第50回でございます。
今回で最終回になります。
ちょっと…なんとなくの気分で、スーツで来ました。
全然本編とは関係ないんですけど、ちょっとね、最後だし、肩苦しくなるかなーと思ってネクタイだけ解いてるんですけど…
まぁそんな感じでも、堅苦しすぎずゆるすぎずで、やっていこうかなって感じなんですけども…多分緩くなってしまいます。
ですが今回、皆様にお伝えしたいことがたくさんあるんですよ!
今回で第50回最終回ということで、堅苦しくなってもゆるくなっても、いずれにせよ最後までご視聴頂ければ嬉しいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
まずですね、今回で第50回をもって最終回というのはウソです…とはならないんですね。
なぜかと言いますと、各所で緊急事態宣言が解除されていき、少しずつ今までの日常に戻るからです。
でも、戻ると言っても決して元に戻るわけではありません。
この自宅待機要請が出ている中、医療関係の方々、そして多くの人の生活を支えてくださっていた方々が、懸命に活動してくださったお陰で、僕たちは今までと同じような生活を再び送ることができるようになるんじゃないかなと思っております。
本当にありがとうございます!
出典、引用:ISLAND TV
ノエルにできること!
そんな中ね、僕ができることはなんだろう、と考えていたわけですね。
僕は自分の力で人の命を救う事はできませんし、何か生活に必要なものを誰かに届けたり、誰かに販売したりすることはできません。
でもこのアイドルという活動をさせて頂いている上で、僕にできることは何かないかなと、色々考えていたわけですね。
僕自身ちょっと変わってるかもしれないんですけども、勉強するということがとても好きと言うか、勉強することに対する抵抗が、自分の身の回りの人と比べてあまりない方だったんです。
そして、それは今も変わらず、何か新しい知識を身につけたり、自分にとって未開拓な分野を掘り進めて行ったりすること探究心と言うか、知的好奇心と言うか、そういうものを無くさない様に生きている、ようにしている…っていう感じなんですね。
ちょっと、難しいな…笑
僕、今25歳で今年26歳になるんですけども、まだまだ人生やりたいことがたくさんあるんです。(※2020年現在の話です。)
色んなことに触れていきたいし、色んなものを見てみたいし、色んなことを感じていきたいんです。
自分の持っている一つの価値観に固執したくなくて、いろんな意見を聞いてみたいし、それを取り込むか、取り込まないかは、僕の自由だと思いますけども、いろんなものに触れていきたいんですよ。
今もね、ファイナンシャルプランナーの資格だったり、保育士の資格だったり、他にも色々勉強するものはあるんですけれども…
出典、引用:ISLAND TV
手話動画を始めたキッカケ
この期間中に、僕が何か自分にできないかと考えた時に、みんなで一緒に勉強できるフォーマットを作りたいと思ったのがキッカケだったんです。
僕も勉強できるし、僕が決して教えるというわけではなく、僕と一緒に何かを勉強して、新しい知識を身につける、若しくは思い出す、ということがしたかったんです。
出典、引用:ISLAND TV
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継続することの大変さ
第50回と言ってもね、50日間やったわけではなくて、最初の3回(3日間)は1日2本投稿だったので、実質47日目になるのかな?
3、4日に一回動画を撮って、(投稿日の)その前日に編集するということを、この47日間毎日続けてきたわけなんですね。
同じことを続けるということが、いかに大変なのかというのも分かりましたし、
でもその大変さの中でも、
自分にとって興味のあるものだったり、
好きなものだったり、
そして誰かと一緒に何かをすることができるという喜びから、
大変でしたけれども、続けてくることが出来ました。
本当にありがとうございました。
最初の頃と比べたら、少しは手話もね、できる様になったんじゃないかなと思ってはいるんですけれども、実際動画になっている5分くらいのために、動画を撮影する前に…
どういう風にしようかな?
今回はこういう事をやろうかな?
じゃあ、これを一緒にやった方がいいな、これもやろう!
っていう、自分の中でね、一つ組立てて、それを1本1時間くらいかけて撮影して、それを大体2、3時間かけて編集して、っていうね、大体1本5分くらいの動画を作るために、僕は5時間くらいかかるんですよ。(不慣れなだけなのかな?)笑
意外とね、動画を作るって大変なんだなっていうのを感じました。
出典、引用:ISLAND TV
継続できた理由
僕はね、決して誰かに強制された訳でも、義務付けられたわけでもなく、自分でやりたいからやっているので、やりたい!という気持ちがあったから続けてこられたけれども…
そうじゃなかったらね、きっと続かなかったかもしれないし、皆さんが見てくださらなかったら…
皆さんが「明日も楽しみにしてます!」とか、
「今日も動画上げてくれてありがとう!」
って言ってくれなかったら、多分、僕は続けて来られなかったなっていうのを強く感じています。
そして、それは僕の中ではアイドル活動そのものとも通じると思っているんですね。
やっぱり、自分がやりたい事として、やっていますけれども、何かレスポンスがあって始めて、自分は求められているんだ、ということを知ることができるし…
何か僕に伝えてくれることで、
やって良かった、
やってきて良かった、
これからもやっていきたい!と思えるわけなんですね。
もしかしたら、アイドルの方全般に言えることでは無いのかも知れないですけれども、少なくとも僕はそういう風に感じていて…
きっと、この毎日手話動画も、僕の様な手話が出来ない人が、手話を一緒に勉強しようね、という動画を出していただけだったら…
僕がアイドル活動していなかったら…
こんな手話も出来ない人の手話動画なんて…
きっと誰も見てくれなかったと思うんですよ。
それと同じように、僕もこのアイドル活動を続けていく上で、僕が頑張らなかったら、見てくださる方も次第にいなくなってしまうでしょうし…
続けていきたいという気持ちを持ち続けることが、一番大事なのかなと感じております。
ですので、このお家時間をいかに有効活用できるか、そしてそれをアイドルとして活動させていただいている僕が、僕なりにアイドルとしてできることを、この50回47日間を通して、皆様と共有させていただきました。
出典、引用:ISLAND TV
ノエルの想い
なんか真面目な感じになってますけど、僕そこまで真面目じゃないし…笑
真面目じゃないって言うか、
真面目なんですけど…
ふざけたがりだし…
そこら辺はね、なんかこう、難しい部分ががあるんですよね。
もしかしたら、この手話動画を通して、僕、川島如恵留という人間に興味を持ってくださった方もいらっしゃる、な、ら、嬉しいな、と思ってるんですけど…
やはり、自分の中では、大きすぎる夢なんですけれども、世界がもっと夢と希望の溢れる場所になったらいいなと思っているので、色んな方とつながっていきたいんですよ。
色んな方と繋がっていくためには、色んなものを自分が知っていなきゃいけないんですよ。
どんなものも、いつかは無くなってしまいます。
ですが、
知識と経験だけは永遠の財産なんです。
その財産を、僕は皆様と一緒に作っていきたいなと思っているんです。
その一つのキッカケが、
手話だったら嬉しいし…
そのキッカケがアイドル活動だったらもちろん嬉しいし…
アイドルとして、僕が皆様に供給できることは、刺激を与えると言うことだけだと思います。
日々の刺激、
生活の中の刺激、
自分の人生の生きるための刺激
として、僕たちがその一つになれたら心から嬉しいですし、多くの方が優しい気持ちを持って繋がっていけたら、一番嬉しいなと思います。
ということで、今回は、何故この手話動画を始めたのか、や、手話動画の中でお伝えしたかったこと。
そして、この手話動画シリーズをご視聴頂き本当にありがとうございました!という気持ちを込めて、第50回、最終回とさせていただきます。
もしかしたら、
またいつかやるかも知れませんし、
どうなるかまだ分からないですけれども、
きっといつかまた、お会いできたらいいなと思います!
それでは、50回、最終回までお疲れさまでした!
最後までご視聴いただき、本当にありがとうございました!
また、きっと、お会いしましょう!
さようなら!
出典、引用:ISLAND TV
全文を音なしで、長文をご覧いただきありがとうございます。
文字だけでお読み頂くと、音のある動画とは違った印象があるのではないでしょうか?
川島如恵留さんには、ご自分の世界を広げるためだったり、みんなで笑える世の中にしたい想いがあったのですね^^
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聴覚障害者へ希望の光!世間の声
聴覚障害者の声
・音のない世界から最も遠いようなキラキラした世界にも小さいようでとても大きな優しさが溢れていることは私にとってほんとうに大きな発見です。
・たくさんの方が拡散してくださり、川島さんのファンの温かさを感じています。きっとそれほど川島さん自身が人を集めるような温かい人なのだと沢山のコメントをみて思いました。
・私は難聴者です。今日駅で迷ってしまい、駅員さんの話は分からずにいたところ若い女性の方が手話で説明をしてくださいました。
若いのに手話ができる事に驚きついどこで習ったのかお聞きしたところジャニーズのトラビスジャパンの川島のえるさんという方が手話を使っているので覚えたとお聞きしました。
・そのような若い人が若い人に向けて手話という言語を広めてくださっていることにとても感動し感謝をしたいです。本当にありがとう。
このメッセージが川島さんの目に届かないだろうけれども彼の行動に助けられた人がここにいると、この場にひっそりと書き記しておきます。
・私も難聴者です!補聴器をつけているため手話は普段使用しませんが、自己紹介程度なら出来ます!これから私も覚えようと思います!
ここから、聴覚障害者ご本人から見えている世界を、感じることが出来ます。
どれくらい聞こえるのか、聞こえないのか、について個人差があると言うことを改めて知ることが出来ました。
ジャニーズがアイドルとして披露してくれる歌は音としては、ほとんど受け取ることが難しいと思います。
しかし、川島如恵留さんは、その想いを内に秘めて手話を通じて、曲の世界観を届けようと活動されています。
そのことが、ファンの心に新たな学びを得るキッカケや変化を与えているのは事実のようです。
川島如恵留さんは、歌詞を手話に変換する時に、
「直訳すると意味が若干違ってきたりするから、こう表現してみます。」
など、工夫をされる方です。
曲の世界観を届けるために、ご自身の中で一旦、咀嚼されているようですよ。
手話で表現される前に、受け手への配慮のある方だと思います。
そういった、取り組みは思いやりの気持ちが無いとできないと思います。
それが、ファンに伝播して間接的にも、聴覚障害者の方の心に光をさし込んでいる結果に繋がっているのだと思います。
聴覚障害者の周囲の声
・素敵なお話ありがとうございます長男がろう学校出身なので私も手話の勉強しました。
長男には知的障害もあり、ほとんど手話出来ないので私も忘れ気味に でも今、営業の仕事してて以前手話がお役に立てたことがあり、またイチから頑張ろうと思っています
・親友の次男坊が難聴者です。なので少しは私も手話を覚えました。
ジャニーズ勢はダンスの一部を手話にしたりと身近に手話を使う方がいる人間としては本当に素敵な方々だなと思えます。
それがファンの方にも繋がってこうやって話が聞けた事に感謝です。
家族など、身近に聴覚障害を持つ方がいても、手話の習得が難しい場合もあることを知りました。
ご事情は様々あると思います。
手話を学び直そうと思うキッカケになっていることが伺えますね。
気持ちの切り替えは簡単そうで、意外と難しく感じることもあります。
くすぶっていた気持ちにスイッチを入れるキッカケが、ジャニーズ。
カッコイイだけじゃないんですね^^
このように、ジャニーズからのアプローチが、人々の心を前向きな気持ちに導いていることが伺えます。
知名度の高いジャニーズが、手話を学んでいる姿には発信力があります。
どんどん波及していって、私たちの心を温かくしてくれているようですね^^
心の交流に触れられるエピソードに感謝です!
まとめ
今回は、Travis Japanの川島如恵留さんについて、
- なぜ手話を始めたのか?
- キッカケや想い
- 伝えたいこと
が、気になりまとめてみました。
時々私は、夜放送されるNHKの手話ニュース845を拝見します。
手話ニュースと、他のニュースとの大きな違いは、ニュースを伝えてくれる方の顔の表情を含めた表現の豊かさです。
ニュースを受け取るのは人間。
表情がある方が、見ていて伝わってくるものが大きく感じます。
手話を覚えると、コミュニケーションが取れる相手の母数が増え自分の世界が広がります。
自分から境界線なく世界を見る大切さを、川島如恵留さんは伝えてくれたと思います。
アイドルということを、上手く使って届けてくれる所に、頼もしさを感じます。
今後も、視野を広く、関心を持つ姿勢を示すことによって、私たちに良い刺激をくれる存在であり続けることを期待しています!
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